ご利用にあたって
- 本サービスには『コンサイスカタカナ語 第3版』を収録しています。
- 図版、付録などは収録されていません。また、書籍と一部違うところがございます。
- 詳細は、以降の凡例をお読みください。
見出し語
- 見出し語は、五十音順に配列した。検索の便宜上、長音記号「ー」は無視して並べてある。ただし、「ー」を含まない同形の語がある場合には、「ー」を含まない語を先に配列した。たとえばグロースはグロスの直後にある。
- ウェストン祭、電子レンジ、関東ローム層 のような和語との複合語は、その含む外来語の見出しのもとに、追い込んで記述してある。ウェストン祭はウェストン、電子レンジはレンジ、関東ローム層はロームの項にある。
- カタカナでは同一の表記になるが、原語の異なるものは、見出し語の右肩に1 2 3の数字を付けて、別見出しとした。
- 例:
- バス1[bass]… バス4[bus]
- 原語が2つ以上の単語からなる複合語の場合、ハイフンの有無にかかわらず、見出し語には「-」を挿入した。これは見出し語の各要素の区切りを示すためであって、新聞・雑誌などで使用するときには省かれることもある。ただし、原語がひとつづりのときは、「-」を用いない。
- 例:
-
- アイス-クリーム-ソーダ [ice-cream soda]
- アイスフォール [icefall]
表記法
- 原則として、昭和29年3月国語審議会発表の「外来語の表記」によったが、現実に行われている有力な別表記も、とくにそれが離れた位置に配列される場合は、見出しとして収録した。
- 原音が二重母音である場合、カタカナ表記で、長音にするか、母音2つをもってするかは、現実の使用度を考慮して決定した。
- 例:
- メイ [May] メー-デー [May Day] 決定しかねる場合は、できるだけ両形を示して、どちらからでも検索できるように心がけた。
- 促音「ッ」の挿入も、【表記法】2と同様の配慮を行った。
- ラジオ [radio] チーム [team] のように表記が固定しているものは別として、一般に -di-、-ti- などに -ディ-、-ティ- を当てるか、-ジ-、-チ- を当てるかは、それが外来語としてフレッシュなものか否かにもより、また個人差も考えなければならない。いずれか一方に決しかねるものは、できるだけ両形から検索できるようにした。
原語
- 見出し語の直後に [ ] にくるんで示した。
- 原語が英語(アメリカ英語を含む)または固有名詞と同一である場合は、原則として、その原語名の表示を省略した。ただし、疑問のおきそうな場合には、英 ド などと表示してある。
- 原語名の中には、略語を用いたものもある、これらについては、【略語表】を参照していただきたい。
- 原つづりは、原則として、1種のみを挙げ、異つづりは省略した。
- ロシア語、ギリシア語などラテン文字を用いない言語は、ローマナイズして示した。ただし、長音の表示は、あえて省略した。
- 中国語の場合は、ピンインのローマ字つづりと漢字を示した。
- 例:
- ギョウザ [中 jiozi(餃子)]
- 原つづり中、斜字体(イタリック)で示した部分は、それが見出しの外来語表記に直接あらわれない部分(または、逆にあらわれている部分、とくにアルファベット語の場合)である。斜体・立体の使い分けは、要するに、当該部分に注意を向けていただくための工夫にすぎない。
- 日本で独自に作られた、いわゆる和製英語・和製洋語などは、次のように示してある。
- 例:
- エスコート-ガイド [日<escort(つきあい)+guide(案内人)]
- 空見出しで、主項目を参照する場合、同一原語であれば、原則的にそれを示すことは省略した。
- 短縮語で、その短縮形も原語にある場合は、原つづりを示した。日本語に入って独自に作られた短縮語は、【原語】8のように示すか、または原語欄を一切省略した。
- 原語における本来の語義を、( )にくるんで示した場合がある。
- 例:
- グース [goose (ガチョウ)]
洋服仕立て用の重いアイロン.〈現〉★柄がガチョウの首に似ているところから.
- 原語の語源を示した場合がある。この場合、究極の語源を示したものと、隣接の語源を示したものとがある。
- 例:
- グロッケンシュピール [ド Glockenspiel<Glocken(鐘)+Spiel(演奏)]
この例では、グロッケンシュピールはドイツ語 Glockenspiel が原語であって、この原語は同じくドイツ語 Glocken(鐘)と Spiel(演奏)の2語からなる複合語であることを示している。<以下の語が、前と同一国籍である場合、原語名の表示を省略した。
- 例:
- クロマチン [chromatin<ギ khromatos(色の)+英 -in(化学製品名の接尾語)]
この例では、クロマチンの原語は英語の chromatin で、これはギリシア語の khromatos(色の)と英語の接尾語 -in からなることばであることを示している。
- 例:
- アルバム [album<ラ(白板)]
この例では、アルバムの原語は英語の album で、この英語はラテン語の album(白板)から生まれたものであることを示している。語形が直前の語(原語名を問わない)と同一、または極めて近似している場合は、原つづりを省略した。
- 例:
- カッター [cutter<cut(切る)+-er(道具)]
この例では、カッターの原語は英語の cutter で、それは動詞 cut から生まれたものであることを示している。
- 例:
- ディスポーザー [disposer<ラ disponere(処理する)]
この例では、本来は disposer<dispose<ラ disponere であるが、中間の dispose が外来語の見出しとして不要のため、ラテン語の disponere を語源とした。もし dispose の見出しがあるならば、次のようになるはずである。
ディスポーザー [disposer<dispose]
ディスポーズ [dispose<ラ disponere(処理する)]
- 複合語のそれぞれの要素が独立見出しとしてある場合には、語源はそれぞれの独立見出し語にあるので入れなかった。
- 原語あるいはその語源に定説のないもの、疑問のあるものには?を付けた。
- 例:
- オーケー [OK<? oll korrect = all correct(まちがいなし)]
なお、この項目の★以下を参照していただきたい。
- 登録商標(商品名・会社名など)には、原語の前に(商)と表示した。
語義
- 同一項目において、2つ以上の語義があり、それらが(a)借入時代が異なるとき、(b)位相が異なるなど差違の大きなとき、[1] [2] [3]の番号をそれぞれの文頭に付けた。
専門分野・位相
- 【 】中の表示は、それぞれの見出し語,または語義の専門分野、および位相を示すときには説明の補助的手段としても活用した。
- この部分に用いた略語は、【略語表】を参照していただきたい。
借入時代
- その語・語義の借入時代を語義記述の末尾に〈 〉でくるんで示した。ただし、地名・人名・作品名などの固有名詞には省略してある。
- この部分に用いた略語は、【略語表】を参照していただきたい。
種々の記号
- 〜する、〜な
- その語が日本語の中で、「する」、「な」をつけて動詞、形容動詞として使われることを示した。ただし、2つ以上の語義があるときは、語義の全部にあてはまるとは限らないので、注意していただきたい。
- ⇔
- その語・語義の反対語・反対語義、あるいは対となる語・語義を、この矢印の次に示した。語義区分 [1] [2] などの前(つまり、原語欄の直後)に置かれた⇔は、2つ以上ある語義のすべての対語であることを意味する。
- ⇒
- 「次の見出し語を見よ」の意味で用いた。
- 例:
- アリゲーター …⇒クロコダイル
- [漢]、[季]
- その語の漢字の当て字を、また、その語が、直後の春夏秋冬新年の季節を表す俳句の季語として使われることを示した。
- 例:
- インチ …[漢]吋
- アロハ-シャツ …[季]夏
- イキシア …[季]春
- ★
- その項目、その語義に関する補足説明を、この印の次で行った。
- 〜
- 見出し語,またはその原つづりの代用に用いた。なお、 次のような使用例があるので、ご注意いただきたい。
ソフィスト [Sophist]
の項で [2] [s〜] とあるのは、[2] の語義の場合、原つづりは sophist となることを示すもの。
エア-フォース [air force] の項で [2] [A〜 F〜] とあるのは、[2] の語義の場合、原つづりは Air Force となることを示す。
特殊な用語
- 「邦転」原語の発音から大幅になまって日本語に定着した語の場合、この用語を用いた。プディングの項を参照していただきたい。
- 「邦略」日本語に入って独自に作られた短縮形・省略語をさす場合,この用語を用いた。
・ラボはラボラトリー [laboratory] の邦略であり、ラブ [lab] は英語における短縮形である。
・パーマネント-ウエーブ [permanent wave] を パーマネント [permanent]とするのは、日・英共通の短縮形であり、パーマは邦略である。
略語表(自明は省略)
1.借入時代
- 〈奈〉
- 奈良時代
- 〈平〉
- 平安時代
- 〈鎌〉
- 鎌倉時代
- 〈室〉
- 室町時代
- 〈安・桃〉
- 安土桃山時代
- 〈江〉
- 江戸時代
- 〈明〉
- 明治時代
- 〈大〉
- 大正時代
- 〈昭〉
- 昭和2ー20年(太平洋戦争終了まで)
- 〈現〉
- 昭和21年以後
2.専門分野・位相の表示
- 【アメ-フト】
- アメリカン-フットボール
- 【医】
- 医学
- 【映】
- 映画
- 【化】
- 化学
- 【楽】
- 音楽
- 【機】
- 機械
- 【魚】
- 魚類
- 【軍】
- 軍事
- 【経】
- 経済学
- 【劇】
- 演劇
- 【建】
- 建築・建築学
- 【言】
- 言語・言語学
- 【工】
- 工学
- 【広】
- 広告
- 【写】
- 写真
- 【植】
- 植物・植物学
- 【心】
- 心理学
- 【数】
- 数学
- 【政】
- 政治
- 【生】
- 生物・生物学
- 【船】
- 造船
- 【俗】
- 俗語
- 【地】
- 地質学
- 【哲】
- 哲学
- 【天】
- 天文学
- 【電】
- 電気
- 【電算】
- コンピューター
- 【動】
- 動物・動物学
- 【農】
- 農業
- 【バスケット】
- バスケットボール
- 【バレー】
- バレーボール
- 【美】
- 美術
- 【服】
- 服飾・繊維
- 【文】
- 文学・文芸
- 【法】
- 法律・法学
- 【放】
- 放送
- 【薬】
- 薬品・薬学
- 【理】
- 物理学
- 【陸上】
- 陸上競技
- 【料】料理
3.原語名
- ア-イ
- アメリカ-インディアン語
- イ
- イタリア語
- 英
- 英語(アメリカ英語を含む)
- オ
- オランダ語
- ギ
- ギリシア語
- 古英
- 古英語(400‐1100 年ごろ)
- 古高ド
- 古高ドイツ語(800‐1100 年ごろの高地ドイツ語)
- 古ノ
- 古ノルド語
- サ
- サンスクリット
- ス
- スペイン語
- 中
- 中国語
- 中英
- 中英語(1100‐1500 年ごろ)
- 中オ
- 中期オランダ語
- 朝
- 朝鮮語
- ト
- トルコ語
- ド
- ドイツ語
- 日
- 和製英語・和製洋語
- フ
- フランス語
- ヘ
- ヘブライ語
- ペ
- ペルシア語
- ポ
- ポルトガル語
- ラ
- ラテン語
- ロ
- ロシア語
なお、古フなどとあるのは、古フランス語
